「貨幣鋳造の道筋―遺産の地」 タイ・コイン博物館でのタイの貨幣の歴史に光を当てる展示会

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財務省、国宝及び造幣局シニア管理アドバイザーのWoranuch Phu-Im女史は、財務省通貨管理局の建屋と敷地の一部を優雅な博物館に刷新したと発表しました。博物館は、タイの通貨の歴史に光りあてる「貨幣鋳造の道筋―遺産の地」をコンセプトに最新技術を使い展示されています。施設は障害者、高齢者、年少者、そして外国人まで全ての来場者に効率よく閲覧できるようバリアフリーで点字表記もあるユニバーサルデザインを採用しています。博物館はコインや通貨にご興味のある方々、収集家、そして一般の方々の学習センターとしての機能も提供します。Maha Vajiralongkorn Phra Vajiraklaochaoyuhua国王陛下及びSuthida Bajrasudhabimalalakshana女王陛下も快く2019年10月15日の開会式に臨まれました。

Woranuch Phu-Im

コイン博物館はタイの通貨の進化に反映されたタイの社会、歴史、経済を学ぶ場でもあり、財務省によるコインの製造と保持に関する広報の場でもあります。博物館には流通コイン、記念コイン、海外のコイン等が子供から大人まで、そして収集家の方々にも興味を持っていただけるよう展示だけでなく解説にも工夫を凝らしています。故に専門知識を持つコイン収集家や愛好家の方々にもご満足していただける創造的な空間となっております。

コイン博物館では以下の常設展示と期間限定の特別展示があります。

1階常設展示場

通貨の始まり360度スクリーンにより4D映像で人類の通貨の歴史を展示しています。

最初の通貨皮、葉、塩、ココアの種などの最初の通貨を展示しています。

2階常設展示場

様々な王国の通貨タイの様々な王国で使用された通貨を4D映像で展示します。

タイの古代、通貨の出現Rattanakosin通貨の発祥の元となったスコタイ、アユタヤ王朝の通貨、金貨を展示しています。

Rattanakosinコインラマ4世治世のコインを展示しています。

世界の通貨世界中のユニークなコインを展示しています。

3階常設展示場

Ninth治世のコインBhumibol Adulyadej国王陛下治世の様々な流通コイン、記念コインを展示しています。

コイン博物館はChakrabongse Road, Chana Songkram Subdistrict, Phra Nakhon District, Bangkokに位置し、毎週火曜日から金曜日までは8:30~16:30まで、土曜日、日曜日は10:00から18:00まで開館しています。入場は無料です。詳しくは下記までお問合せください。

電話:02‐282‐0818

FAX:02‐282‐0819

website http://coinmuseum.treasury.go.th

Facebook page: coinmuseumthailand